ワインコラム
ランス
town01_01ランスREIMS―シャンパーニュのふるさと

フランス北西部シャンパーニュ・アルデンヌ地域圏マルヌ県にあるランスは人口役20万人の大きな都市です。パリから約130kmのところにあり、車で一時間の距離。電車ならパリの東駅からTGVで45分と非常に近いワイン産地です。 平原を意味するラテン語のカンパニアに由来するこの街は起源をローマ時代に遡ります。498年にフランク王国を統一したクロヴィスが洗礼を受けて以来、聖なる土地としてシャルル10世まで歴代25人のフランス国王の戴冠式が行われました。
第二次大戦中はドイツ軍に占領され、壊滅的な打撃を受けましたが、1945年5月7日にはドイツ降伏条約が調印されるなど、歴史的にも重要な都市としても知られるようになりました。



town01_02ランスにはユネスコ世界遺産に認定されている建造物が4つあります。
まずは13世紀のゴシック建築の傑作とされフランス三代聖堂のひとつ、ノートルダム大聖堂。2300体以上の彫刻があり、中でも「微笑む天使」は有名です。中にはマルク・シャガールがデザインした青色鮮やかなステンドグラスがあり、見所満載。レオナール・藤田が洗礼を受けたのもここ。
その大聖堂に隣接するトー宮殿。元大司教公邸で戴冠式で使用された宝物を見ることが出来ます。
3つめはやはりゴシック建築のベネディクト派教会のサン・レミ聖堂。こちらにも素晴らしいステンドグラスがあります。
最後がサン・レミ司教のタペストリーが飾られているサン・レミ修道院博物館。シャンパーニュ地方やランスの歴史を見学することが出来ます。

ランスに来たら建造物だけでなくやはりシャンパン・ハウスは見学しないわけには行きません。多くのハウスがありますが、やはり予約を事前にしておいたほうがいいでしょう。特に必見がG H MUMM社敷地内にある日本人画家、藤田嗣治(レオナール・フジタ)のチャペル。

ランス名物といえばビスキュイローズです。泡立てた卵白を主体に作られピンク色をしていて細長い棒状、シャンパーニュに浸しても崩れないように2度焼き(つまりビスキュイ)がされていて、表面には粉砂糖がまぶしてあります。一番有名なのは1756年から続く老舗フォージエのもの。シャンパーニュのブション(コルク栓)を象ったショコラと言うものもあります。プレーンなものと中にマールを入れたものもあり、ビスキュイローズと共にお手軽なお土産として人気です。
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